光與影的狹縫

莫名的想問：「為什麼是泡沫之戀啊？」還有那個秀，如果我沒有少年癡呆症的話，記得那好像有狐狸女役吼？（遠目）





花組全国ツアー公演の詳細が決定致しましたので、下記にご案内致します。



■公演期間

11月4日（土）～12月1日（金）



■演目

ミュージカル・ロマン

『うたかたの恋』

原作／クロード・アネ　脚本・演出／柴田侑宏　演出／植田景子



　19世紀末、オーストリアで実際に起こった悲恋物語を描いたクロード・アネの小説「マイヤーリンク」の舞台化で、オーストリア皇帝の嫡子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラの悲恋をドラマティックに描き、これまでにも度々再演されている名作。

　1889年1月26日、ウィーンのドイツ大使館では皇帝一家を迎えてシーズン最大の舞踏会が催されていた。大勢の貴族達の中でも皇太子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラのカップルは一際美しく、人々の目を引いた。しかしこの時、二人はすでに死を決意していた。

　オーストリア帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフの息子ルドルフは、美しく、教養に溢れ、才気に富み、他国にもその存在を知られる優れた次期皇帝であった。しかし政略結婚で結ばれたベルギー王女ステファニーとの間に愛はなく、また、情熱的で奔放な母、エリザベート皇后の血を受け継いだ彼は、進歩的な自由主義思想に興味を示していた。一方、ルドルフのいとこ、ジャン・サルヴァドル大公は自由主義者として何ものにもとらわれず、平民の娘ミリー・ステュベルを恋人に持って自由に生き、また若い将校達を集めて自由主義運動を進めている。ジャンの生き方に共感を覚え、羨ましく思うルドルフではあったが、皇太子という立場は彼を縛り付けていた。そして、ルドルフを排して自分の甥フェルディナンド大公を皇帝に就かせ実権を握ろうと目論むフリードリヒ公爵は、ツェヴェッカ伯爵夫人を愛人としてルドルフのもとに送り込み、ルドルフの動向を探らせ、ルドルフを皇位継承者の地位から追い落とす機会を狙っていた。

　ルドルフとマリーが出会ったのは、ルドルフを取り巻く情勢がそんな不穏な時だった。以前公園で一度見かけ、劇場で再会した折にほんの一言言葉を交わしただけのマリーを、ルドルフは忘れることができなかった。マリーには取り巻きの女性達にはない、清純で生命力に溢れた若い美しさがあった。マリーもまた、ルドルフに強く惹かれていた。ルドルフはマリーを秘かに王室の自室に招き、逢瀬を重ねる。しかし、格式の高いハプスブルク家では、貴族とは言え身分の低い男爵令嬢との恋など許されるものではなかった。

　ルドルフがステファニーとの離婚をローマ法王に願い出たことを知った皇帝は激怒し、マリーを修道院に送ることを決める。死を決意したルドルフは、マリーをマイヤーリンクでの狩りに誘う…。



レビュー

『エンター・ザ・レビュー』

作・演出／酒井澄夫



レビューの原点であるパリ・レビューを顧みて、そのエスプリを生かしながらも、現代の感覚に合わせて、テンポあるお洒落な宝塚レビューを展開する。シャンソン、ジャズ、クラシックなどをアレンジして構成し、21世紀版『モン・パリ』を目指したレビュー。



■主な出演者　　

（花組）春野寿美礼、桜乃彩音